「開業するならホームページは必要?」「SNSがあれば十分では?」――開業準備で多い疑問のひとつです。結論からいうと、小さくてもいいので、自分で管理できるホームページはあったほうがいいというのがこの記事の答えです。
この記事では、ホームページが必要な理由、SNSやGoogleマップとの役割分担、自分で作る方法と費用、最低限載せるべき内容を解説します。
SNSだけではダメ?ホームページが必要な3つの理由
1. 「ちゃんとしたお店・事業者か」を確かめる場所になる
初めてのお店やフリーランスに依頼するとき、多くの人は名前で検索して、ホームページがあるかを確認します。料金・場所・営業時間・事業者の情報がまとまったページがあるだけで、安心感が大きく変わります。
2. SNSのアカウントは自分のものではない
SNSは集客に強い一方で、アルゴリズムの変化で投稿が届かなくなったり、アカウントが凍結されたりするリスクがあります。ホームページは、自分でコントロールできる「本拠地」として持っておくと安心です。
3. SNS・チラシ・Googleマップの「行き先」になる
SNSのプロフィール、チラシのQRコード、Googleマップのお店情報など、あらゆる入り口からの行き先をホームページにまとめると、予約や問い合わせにつなげやすくなります。
集客の入り口ごとの役割
| 入り口 | 役割 | 費用 |
|---|---|---|
| ホームページ | 信用・詳しい情報・予約や問い合わせの受け皿 | 無料〜月数千円(自作の場合) |
| Googleビジネスプロフィール | 「地域名+業種」の検索やGoogleマップでの表示 | 無料 |
| SNS(Instagram・X・TikTokなど) | 新しいお客さんとの出会い、ファンづくり | 無料(広告は有料) |
| 店舗情報サイト・予約サイト | サイトに集まるユーザーへの露出 | 無料掲載〜有料プラン |
店舗型のビジネスなら、ホームページ+Googleビジネスプロフィール+SNS1つから始めるのがおすすめです。どれも無料か低コストで始められます。
ホームページを作る方法と費用の目安
| 方法 | 費用の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 制作会社に依頼 | 数十万円〜 | 予算があり、デザインやSEOをプロに任せたい |
| WordPressで自作 | サーバー・ドメイン代で月1,000円前後〜 | 自由度を重視し、多少の学習時間をかけられる |
| ホームページ作成サービス | 無料〜月数千円 | 専門知識がなく、早く公開したい |
開業準備で忙しい時期に、ゼロからホームページを勉強するのは大変です。最初はホームページ作成サービスで小さく早く公開し、事業が軌道に乗ってから作り込む、という順番で十分です。
AIで作れるホームページ作成サービスも登場
最近は、質問に答えるだけでAIがページの構成や文章、デザインを作ってくれるサービスも出てきています。
GMOペパボの「ロリポップ!AIホームページ」は、AIとの会話に答えていくだけでホームページの形ができあがるサービスです。最短10分で公開でき、月額660円からと始めやすい価格になっています。クレジットカード不要で10日間無料で試せて、お試し期間中も公開できるので、完成したページを見てから契約を決められます。12か月以上の契約なら、独自ドメインが1年無料になるクーポンもついています。
▶ 質問に答えるだけでホームページができる
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※料金・キャンペーンの内容は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
ネットショップを開きたい場合は、ホームページ作成サービスよりもネットショップ作成サービスのほうが向いています(→「ネットショップ・小売の開業準備リスト」)。
開業時のホームページに最低限載せるべき内容
- ☐ 何のお店・事業か(1行で伝わるキャッチコピー)
- ☐ メニュー・サービス内容と料金
- ☐ 住所・地図・アクセス(店舗型の場合)
- ☐ 営業時間・定休日
- ☐ 予約・問い合わせの方法(電話番号、フォーム、LINEなど)
- ☐ 事業者の情報・プロフィール(顔や経歴が見えると安心感が増す)
- ☐ 実績・事例・写真
- ☐ プライバシーポリシー(問い合わせフォームで個人情報を受け取る場合)
ホームページに載せる電話番号や住所を、自宅のものにしたくない場合は、クラウドPBXやバーチャルオフィスを使う方法があります(→「開業時の通信インフラ準備ガイド」)。
公開したらやっておきたい集客の基本
- Googleビジネスプロフィールに登録し、ホームページのURLを設定する
- SNSのプロフィールにホームページのURLを載せる
- 名刺・チラシ・ショップカードにQRコードを入れる
- 店舗情報サイトに無料で掲載する
- お客さんに口コミをお願いする仕組みをつくる
店舗情報サイトの中には、無料でお店の情報を掲載できるところもあります。掲載先が増えるほど、お店の名前で検索されたときに見つけてもらいやすくなります。
まとめ
- SNSだけに頼らず、自分で管理できるホームページを「本拠地」として持つ
- 最初はホームページ作成サービスで小さく早く公開すればOK
- Googleビジネスプロフィール・SNS・チラシからホームページに集める
開業準備の全体像は「個人で開業する人の準備チェックリスト」をご覧ください。


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